第34回 ニセコ町

ニセコ町は北海道の南西部に位置し、東に国立公園羊蹄山(1,898m)、北に国定公園ニセコアンヌプリ(1,309m)の山岳に囲まれており、町の中央には尻別川(2004年清流日本一)が流れ、これに中小河川が流入。内陸的気候を呈し、平均気温は6.3度で、冬期の最深積雪は200cmにも達することがあります。

平成13年には、ニセコ町のまちづくりを進める上で町民共通のルールであり、「まちの憲法」でもある「まちづくり基本条例」を全国に先駆けて制定し、情報共有と町民参加のまちづくりを進めています。

現在、緑の分権改革により、ニセコの豊かな地域資源を生かした自然エネルギーの利用可能性を調査しており、町内でマイクロ水力発電の実証実験などを行っています。また、乗り合いバスによる新しい地域交通(デマンド交通システム)の検討と運行実験を行うところです。小さな町の取り組みですが、環境に優しい低炭素社会・循環型社会づくりにつながっていければと考えています。

一年を通じて楽しめる観光資源もたっぷりあるニセコ。みなさん是非お越しください。

独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて製作しました
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