第1回 能代市

昨年度、農業と環境保全をテーマに開催された小友沼フォーラム。今年度も開催予定です。

 

能代市は、2006年3月に旧能代市と旧二ツ井町が合併し誕生しました。全国的には、全国優勝58回を誇る高校バスケの能代工業が有名です。また、本市は、世界自然遺産「白神山地」を臨む秋田県北西部に位置し、日本海や米代川に加え、市内には760haの黒松林「風の松原」、高さ58mの「日本一高い天然秋田杉」、国際的に重要な渡り鳥の飛来地であり、多いときには10万羽以上のガンカモ類が羽根を休める「小友沼」、巨大な岩が連なった屏風岩を四季折々に桜やもみじなどの木々が彩る県立自然公園「きみまち阪」など、多くの自然にも恵まれています。また、2006年12月には、能代港が国のリサイクルポートに指定され、港の利活用を進めながら、資源リサイクル産業の創出に取り組んでいます。

現在、能代市では、新市の環境基本計画の策定を進めており、市民参加型のパートナーシップにより年度内の完成を予定しています。さらに、木材や農業残さなどの豊富に存在しているバイオマスの利活用を進めるため、バイオマスタウン構想の年度内公表を目指しています。

日本の環境首都コンテストには、旧二ツ井町が2004年度から参加しておりましたが、2006年度からは、「能代市」として気持ちも新たに環境首都を目指しております。

(文/環境部環境企画課環境企画係 主任 穴山 和照さん)

独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて製作しました
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