「環境首都創造ワークショップ」を開催しました

投稿日時 2016-02-15 18:51:59 | カテゴリ: 事務局からのお知らせ

「環境首都創造ワークショップ」を開催しました

日時:2016年2月1日(月)13:00〜18:00

場所:メルパルク京都(京都市 下京区東洞院通七条下ル東塩小路町676番13)


■政策・活動パッケージとは

環境首都創造ネットワークは2013年度から「エネルギー政策・活動パッケージ」の作成を続けています。

このパッケージは、気候変動防止の地球規模の環境問題の解決と、持続可能な社会を地域から実現することを目指した、エネルギー分野における自治体政策と住民活動の具体化事例(モジュール)を集めたもので、地域特性に応じてモジュールを選択し、大きな成果を上げられるように、総合的かつ構造的に施策や活動を組み立て、実践に移すためのガイドとして活用できるEWB上のデータベースです。

http://www.jnccs.net/modules/

自治体の方であれば「予算要求のとき、どんな仕組みを提案すると効果的なのかな?」、住民・市民の方であれば「この活動をやってみたいけど、何から始めてどう展開していけばいいのかな?」など、お悩みの方も多いと思います。

そんなとき、企画立案の前段のブレストの素材としても活用できるものです。

このパッケージのミソは多くのモジュールが掲載された単なるデータベースではなく、モジュール間の関連性を考えつつ効果的な政策・事業立案ができるところ。この3年間、モジュールの充実に努めてきましたが、多くの方に使っていただけるものにするためにはまず自分たちが使いこなせなければなりません。また、モジュール間の関連性も実際組み合わせてみてどんな関連のさせ方が考えられるか、ワークショップでやってみよう、ということになり、今回のワークショップ開催に至りました。

■ワークショップ開始!

集まったのは、遠くは熊本県や高知県、愛知県、神奈川県からも含め、環境首都創造ネットワークのメンバー14人。

まずメンバーからの次の4つの課題提案で始まりました。

  1. 画に描いた餅にならない、地域を持続可能な社会・環境を大切にしたまちにしていくためのビジョン・戦略・具体的なプロジェクト・推進体制が整った環境基本計画を策定したい
  2. 再生可能エネルギーの地域分散・市民所有という特色を活かした地域・自治体・市民が主体となった普及の仕組みづくり
  3. 人口減少、高齢化がすすむ地方都市でこれまでの取り組み成果を活かした環境まちづくりをするには
  4. 都市部における水循環を実現するには
テーマごとに4グループに分かれて検討を開始、1時間半かけて発表資料をまとめました。

■成果発表

(1)環境基本計画策定チーム

現状・問題:

  • 町のポテンシャルが認識されていない
  • 環境への関心や行動が見えない
  • 市民・ステークホルダーの参加経験が少ない
  • それぞれの政策が関連付けられていない
  • 人材育成、教育研究分野の取り組みが不足している

アウトカム:風車の町・アニメ主人公のまち

<関連モジュール>

(2)再生可能エネルギー普及チーム

現状・問題:太陽光や里山はあるが、川には落差がない。再エネに関する制度が未整備。

アウトカム:再エネの最大限の普及、エネルギーの循環・地産地消、お金の地域循環・地域経済活性化

<関連モジュール>

(3)環境まちづくりチーム

現状・問題:環境の取り組みのマンネリ化、活動者の固定化、シンボルとなるものがない

アウトカム:住民全体の意識向上を通じたごみ分別品質向上、CO2削減

<関連モジュール>

(4)水循環チーム

現状・問題:

  • 大阪近郊のベッドタウン
  • 近年豪雨災害を経験し、都市型水害への備えを検討中
  • 住民の協力を得ながら年防災を進めたい
  • 10年計画

アウトカム:健全な水循環をめざすまちづくり

<関連モジュール>

などのモジュールを活用する。

ローカルアジェンダ21により、啓発、人材育成、設備の整備などの施策を総合的に実施する。

これらの成果を防災教育や防災拠点づくりに活かす。

■ワークショップを開催してみて(参加者の感想)

みなさんに難しかったところや改善への提案をお聞きしたところ、下記のようなご意見を頂きました。
  • 使う人が課題に思っていること、困っていることからモジュールを検索できるようにしてほしい。
  • 検索後、トップページにスムーズに戻るボタンがほしい
  • 期待する効果からモジュールを検索できるようすれば使いやすさがUPするのでは。
  • モジュール名から選ぶとイメージと違うものがあった。モジュールの名づけ方の再検討。
  • 新しい展望を描く政策パッケージを作るにはまだまだモジュールが不足している。
  • 包括的な視点ではローカルアジェンダだけでなくSDGsも取り上げてはどうか。
  • ドンピシャで当てはまるモジュールがあまりなくもどかしい。
  • 使い手として目的、すすめ方のイメージが固まらないとモジュールを選択しにくいことがわかった。
  • モジュールを発展させて、地域性を加味できるようになればおもしろい。







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